寝たきりになる前に公正証書遺言を作成しておいた父

団塊おじさんの90歳の父が寝たきり状態の部屋は寝室です。でもその部屋にクーラーがありません。居間や食堂などにはクーラーを設置してあるのですが、寝室までは考えていなかったようです。でもこれからの暑い夏をクーラーのない部屋で90歳の父を一日過ごさせる事はできません。

 

近所の電気店に事情を説明しました。今すぐ取り付けられる機種で12畳程度のパワーのあるものお願いします。 昨年の猛暑の影響とかで、今年はクーラーの需要がシーズン当初より特に旺盛で品薄状態だとのことでしたが、いつも父は電気製品を量販店で買うことなくその電気店で購入していたので、判りました と二つ返事でクーラー設置は次の日完了しました。


これで、涼しい部屋で一日ゆっくり?寝たきりでいられる事ができるようになりました。日頃の付き合いって本当に大事ですね。部屋にクーラーが入り、毎日往診してもらい、オムツをしてそれなりに落ち着いた状態を確保する事が出来ました。でもまだ90歳の寝たきり父の介護生活は始ったばかり・・・。


団塊おじさんの90歳の寝たきり父の未経験ゾーンの介護生活が始りました。定年間近の会社でも、そうそう休んでばかりいるわけには行きません。父のことを考えると、もっとあちこち連れて行ってやっておけばよかった、とか、もっとおいしいものを食べさせておけばよかったとか、後悔することしきりです。

でも今から考えると、しておいてよかった事が一つあります。それは90歳の父は88歳の元気なときに、遺言として自分の考えをまとめて「公正証書遺言」として正式に遺しておく準備をしておいたことでした。


ある日、父が遺言の話を切り出しました。「どうしたら遺言を残す事ができるんや?」団塊おじさんがいろいろと調べて、公正証書遺言には証人が二人必要で、公証人役場と言うところに行って作ることが判りました。父に話すと、父が直接親戚に電話して遺言をするときの証人になってもらうことを了解してもらいました。


そして、当日会社を休んで、父を連れて公証人役場に行きました。親戚の二人もすでに来ていました。父の相続人である団塊おじさんは、公証人と父と証人が遺言書を作っている現場に立ち会う事は出来ません。だから父が何を遺言したのか判りません。約20分ほどで終わりました。


でも、父が元気な間に自分の考えを遺言という形で残しておきたいと思い、その自分の思いが実現できた事は、きっと今の寝たきり状態になった父には、あの時元気なときに、遺言を作っておいてよかったと、思っているに違いありません。

遺言は決して大げさなことではありません。その点、父は進んだ考えを持っていたのではないかと思います。

こころは青春の団塊おじさんでした

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プロフィール

ニックネーム
団塊おじさん
性別
団塊世代の男子
誕生
1948年(昭和23年生)
子年生
血液型
B型
趣味
格安ツアー、温泉、四国八十八か所巡拝、テレビのお守り
好きな言葉
義理・人情
コメント
還暦を過ぎた後も、年金受給年齢まで現役続行宣言をしています。団塊世代の身近に起こっている介護の問題や、これからの年金生活についても皆さんと一緒に考えて行きたいと思っています。
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