NO63 いまどきこんなお医者さまが・・・一日3回の点滴注射です
団塊おじさんの場合は恵まれていました。90歳の父が要介護4の状態になったとき、自宅近くの開業医に往診の依頼に行きました。
初めての医者で90歳の父が一度も罹った事がなく、ただ自宅から徒歩五分にある開業医というだけでその医者の門をたたきました。
気さくな髭を生やしたベテランのお医者様でした。(あとからお聞きすると団塊世代ということでより親しみを感じました)
事情を話すと、「わかりました、昼からお父さんの自宅に行って様子を見てみましょう」と即断返事をしていただきました。どうなることかと心細かっただけに、ほとけさま?に出会ったような気がしました。
あれからわずか二ヶ月、毎日、土日も休みなく、祝日もご自宅?から様子を見に90歳の父の自宅へ往診に来ていただきました。頭が下がるどころではありません。こんなお医者さまがおられるのです。
90歳の父の病状の進行に伴って、点滴をするようになり、点滴があとわずかになると「すみません、先生あと下から二センチまできました」。と電話すると、すぐに看護師さんが来てくれて点滴の針を新しい点滴に差し入れて、「また、少なくなったら電話してくださいね、すぐにきますから・・・」
天使がいるとしたら・・・、本当にここまでしていただいて良いのだろうか?・・・と84歳の母親をはじめ家族一同、感動・感謝の連続の毎日でした。
土日だけではなく、一日の点滴3本が終わり夜になって発熱した場合など、まず84歳の母親から近くに住む団塊おじさんの自宅に電話がかかってきます。
「おじいちゃん、ちょっと熱いけど・・・」「ちょっと待ってて、すぐ行くから」と84歳の母の自宅に駆けつけます。
「熱いなあ 今日昼に何本点滴してくれはった?」などと言いながら、体温計で少しあてただけで38度になっていました。すぐに指定された携帯に電話をします。10分もたたないうちに看護師さんが着てくれました。
「昼に点滴したんやけどね」「先生から抗菌剤を・・・」肺炎を併発している父は病院に入院しているより手厚いお医者さまと看護師さんの献身的な治療を受け続けました。
こころは青春の団塊おじさんでした
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