NO64 父 危篤状態です!
団塊おじさんの90歳の父親が一度危篤になったことがありました、7月20日です。いつもと違う苦しそうな呼吸をしている容態を見て、日曜日の夜でしたがお医者様の携帯に電話をしました。
しばらくして、お医者様が大きな身体で汗を拭きながらきていただきました。
「先生、いつもと違うようですが・・・」「そうですね、危篤状態ですね。」・・・・・・・・・?
テレビなどではよく聞く言葉ですが、いざ自分のこととしてそういう言葉を聞くと、一瞬あたまがまっ白になりました・・・・・・・。「先生、身内を呼んだほうがいいでしょうか?」
団塊おじさんには兄が一人います。「はい、呼んでください。今晩がヤマです」「出来るだけの事はしますが・・・」というお医者様の顔からはいつもの温和な顔が消え、厳しい顔つきになっていました。
お医者様のテキパキとした指示が続きます。「クリニックに酸素吸入器があります。車で運ぶので一緒に取りに行っていただけませんか」「はい」・・・。
お医者様のクリニックまで数分、『これお願いします』とお医者様は指示されるだけですが、酸素吸入器は重たく、とても通常の団塊おじさんならぎっくり腰になることを心配して運ぶ事を躊躇するのですが・・・。
火事場のくそぢから とはよく言ったものです。どうしょうもない事態となり、自分しかそれをする者がいない場合、人間って何でも出来るものなのですね。
お医者様もあわてておられました。車に酸素吸入器を運び込み、そのほかの医療機材を積み込むと「さあ、急ぎましょう・・・」といって、クリニックを出て数秒後、「ちょっと止まって下さい。」「?」
「クリニックのカギをかけるのを忘れてきました。ちょっとここで待っていてください・・・」Uターンして戻るより、走って帰ったほうが距離的に近い、本当に出てすぐのところでした。
体格のよい身体をゆさゆさとさせながら、車に戻ると汗をふきながら「さあ、急いでください・・・」
お医者さまでもあわてられる事があるのですね。
ちなみに、あとから酸素吸入器の重さを聞くと30㌔グラムの重さがあるということでしたが、団塊おじさんはぎっくり腰になることもありませんでした。 緊張! の一言ですかね。
こころは青春の団塊おじさんでした
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