NO68 先生 私はこれから何をすればよいのでしょう・・・?
団塊おじさんの90歳の父は人生最後の朝を自宅で迎えました。まだ早いのに「あっち」に逝ってしまいました。ドクターに聞きました 「先生有難うございました。私はこれから何をすればよいのでしょうか?」
ドクターは答えました 「まず、葬儀屋に連絡しなさい」「クリニックに帰って『死亡診断書』を書きますから後から取りに来てください」「役所に提出する書類に必要ですから・・・」
「酸素吸入器は後から取りに来させますから・・・」。テキパキと指示をして看護師と帰られました。
その背中に深々と私達家族は頭を下げました。『ありがとうございました・・・・・・・・・・・』。
ドクターの仕事は終わりました。団塊おじさんは今まで付き合ったことのない葬儀社とこれからのことについて話し合う事になりした。
正直いって、今まで葬儀社という名前を聞くだけで拒絶反応がありました。「縁起でもない・・・」
でも、それは大きな偏見であったことがこれから体験していく中でわかってきました。
人が嫌がる、でもその仕事をしてくれる人がいなければ、世の中は回らない・・・。
電話をした時、「わかりました。一時間ほどで自宅に寄せていただきます」この言葉がどれだけ頼りに聞こえたことかわかりません。
だって、どうして良いかまったく判らない状態の中で、時間を「一時間で自宅に行く」と家族の不安の解けていく時間の目安を短い会話の中で言ってくれたことでした。
葬儀社の人が来るまでの時間、団塊おじさんのあたまは次第に動き出し始めました。次にした事は「檀家寺のご住職」への連絡でした。
今日が土曜日ということもあってか、最初の挨拶のあと「今日は・・・・」とスケジュールが詰まっているような口ぶりでした。無理もありません。土曜日の朝です。お寺にも都合があって当然です。
でもつぎの一言で一変しました「父がけさ亡くなりました・・・枕経をお願いしたいのですが・・・」
「分かりました。本山の仕事をキャンセルしてそちらに行きます・・・」
お寺のご住職は仕事とはいえ因果な職業です。絶対予定など立てられないのですから。檀家からの第一報に敏感に反応していただけました。
葬儀社の人が来るまでの間に、次に団塊おじさんがしたことは・・・・・、
こころは青春の団塊おじさんでした
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