NO142 還暦の初春に思う ~新しい器に新しい素材で~
みなさん、あけましておめでとうございます。
よいお正月を過ごされましたか?
団塊おじさんも、還暦60歳のお正月を家族とともに迎えました。
毎年、新しい年を家族とともに迎えることができることは、ありがたいことだとつくづく思います。
昨年12月に吹き荒れた米国発の不況の嵐・・・。日本も100年に一度と言われる未曾有の円高不況に苦しみ、企業の経営者は派遣労働者の契約解除を行い、年末を越せないという派遣切りにあった人達の、切実な声が連日報道されました。
そんな中で、企業と人との関係が改めてクローズアップされることになりました。
かつて、従業員は会社にとっては家族であり、会社が苦しめば、従業員も共に「会社のために・・・」と苦しみを共有する、古き良き時代がありました。
昔は、自分の勤務する会社への帰属意識が従業員にあり、会社が倒産すれば自分の家庭も崩壊するという、いわば運命共同体のような連帯意識が、従業員と会社の間にあったように思います。
しかし、時は移り、企業の状態を見るモノサシとして、バランスシートが身近な指標として重視されるに至り、企業も株価・株主対策として、利益重視、株主重視をより鮮明に打ち出すところが増えてきました。
その結果、企業は人なり なんて言葉は隅に追いやられ、利益確保と生産コスト削減のために正社員の採用は抑えられ、代わりに派遣労働者の採用が増加しました。
そして、いつしか会社にとって最も大切な経営資源であるはずの 人 が、コスト削減の 派遣社員というモノ にかわり、売上と収益確保のために派遣社員が調整弁のような存在になってしまいました。
団塊おじさんの年代は、会社あっての従業員、会社が赤字になればそれがたとえ経営者の責任であったとしても、自分達の給料が減らされても仕方ない、会社が言うんだから・・・というあきらめにも似た、従順な会社への古き良き?帰属意識がありました。
その帰属意識が企業にとって大きなパワーとなり、景気循環サイクルをうまく乗り越えられてきたように思います。
60歳という節目をこえて同じ職場環境で、あと5年間働ける喜びは派遣社員で苦しんでおられる方には申し訳ありませんが、本当にありがたい限りです
たとえ、嘱託社員であったとしても、働く限りは、ほかの現役社員の人にとって、単に老年期にありがちな、頑固な足手まといの仕事をしない、指示待ち嘱託社員ではなくて、
少なくても柔軟な発想をもった、少しでも会社に役立つような仕事ができるように、絶えず努力する、そんな姿勢を持った嘱託社員でありたいと思っています。
ここで難しい話をするつもりはありません。
団塊おじさんが60歳定年という一つの節目を越えて、仕事を続けるについて、人 という経営資源であるためにはどんな努力をして行けば良いのか、
一歩ではなく、二歩三歩下がって過去の経験を捨てて、新しい器に、新しい素材で、新しい料理を盛り付けられるように、今年一年を始めたいと思います。
今年がみなさまと団塊おじさんにとって素晴らしい年となりますように
こころは青春の団塊おじさんでした
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