NO 184 60歳を過ぎた嘱託社員の心得とは?
団塊おじさんは退職記念として海外ツアーに参加しました。参加者は10名。その中で74歳のシングルで神戸から一人で参加の男性にツアー中に、これから必要になる、定年退職後の嘱託社員の心得について尋ねたことがありました。
74歳のシングル(仮に山田さん)は会社経営者で、ちょうど60歳の時に、親族以外の当時の専務さんに社長職を譲ったそうです。
山田さん曰く
「親族、ましてや子供に会社を継がせるようなことをしたら、会社はすぐにつぶれてしまう」「わたしらみたいな小さな会社は、能力のないものが継いだらあかんのや」
「会社は自分のためにあるんやない、従業員とその家族のためにあるんや」
なかなかの考えをするシングル人物です。その山田さんがぼやきました。
「おれは、会長になって社長に会社を渡したからには、会社に一切口出ししない、会社の経営には一切タッチしない、という主義を貫き通した」・・・ところが、
今まで、「社長、社長・・・」と寄ってきた従業員や部下が、会社で毎日顔を会わせても、挨拶ひとつしなくなった・・・。人間ってゲンキンなものやねぇ~。
「お互い、顔をあわせたら、挨拶の一つぐらいしても、ええんとちがうの?」
74歳になった今、山田さんはどんな気持ちで当時を振り返っているのでしょうか?
新しい社長に、自然と従業員の顔が向くのは仕方がないことかもしれません。閑職である会長職に退いたものの、昨日まで社長といわれていた従業員、部下から挨拶すらされなくなってしまったことに、寂しさを感じる気持ちがよく分かります。
シングル会長は、寂しさを紛らわせるために、ツアーに参加することを趣味としたとの事でした。現在海外ツァー歴70回以上。100回ツァーに参加することが当面の目標だそうです。
そのシングル山田さんは、閑職の会長に自ら退いてから、(もちろん代表権はそのまま持っているが、一切、権利行使、口出しはしない方針を貫き通したそうです)
部下が挨拶に来なくなった生活に慣れるのに、「3年」かかった、と述戒されていました。
たとえ経営者であっても、自らの引き際と後継者の指名に代表される「事業承継問題」では、あたまを悩ましているんですねぇ。
そんな山田さんが語る、自らの経験を踏まえた、定年退職後の嘱託社員の心得とは?
① 過去の肩書きはすべて忘れること
② 過去の経験を吹聴するな
③ 背伸びをしてまで新しい仕事に取り組むな
④ 夫婦または家族と自分達の老後の人生設計を考えよう
⑤ 人生設計と生活設計は違う、夢を持ち生活基盤を考えよう
う~ん・・・。100回の海外ツァーが心得の中に、入っていないけれど・・・???
相続手続支援センター京都で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
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