NO 187 後期高齢者シングルの食生活
団塊おじさんは、先日家族で旅行に行ってきました。84歳のシングルの母と娘夫婦・息子夫婦と孫達と、総勢10名で、淡路島の国民休暇村で「ふぐ料理」を堪能してきました。
84歳のシングルの母は、毎日一人で何を食べているのか分かりません。時々何を食べているのか聞くのですが、答えは、「一度一合のご飯を炊くと、一週間ほどある」というのですが、そんな話、信じられません???。
もっとも、大正生まれの昔人間ですから、捨てるのはもったいない精神の、かたまりみたいな人です。
ついつい、残ったおかずを次の日に食べたり、食事をせずに間食ばかりしていたり???。ともかく冷蔵庫の中身がいっこうに減らないのです。
そんな84歳シングルの母は、当日の夜、夕食会場に行くと通常料理のバイキングの品数の多さを見て、大興奮!。「あたし、がんばって食べる!?」
「おばあちゃん、今日はふぐのフルコースやさかい、このバイキングとは違うんや」といって料理の種類が違うことを説明するのに、一苦労したあと
「てっさ」から料理は始まりました。
84歳シングルの母の、よく食べること、食べること、出てくる料理を片っ端から平らげていきます。
団塊おじさんは、ふぐのから揚げのような、油を使った料理は手をつけません。あとから胸焼けがして・・・、もう、60歳を過ぎるとそういう年齢なのです、と言いたいところなのですが、
84歳シングルの母は、油ものでも、ドンドン箸をすすめていきます。この食欲旺盛なのは結構なことですが、とても、日頃一合のご飯を一週間かかって食べているという食生活からは、この食欲は想像もつきません。
本能である食欲を満たすためには、食べるために、さまざまなヒトの持つ機能を使わなければなりません。
自分自身の手を使って、箸を持って、自分の好きなものを、自分の好きなように、
自由に食べることができる、自分の手を動かすことができる喜び
それを食べて、「おいしい」と思うことができる、味覚を持っている喜び
おいしいと思う気持ちを言葉に出して、他人に伝えることができる、言語機能を持っている喜び
このようなヒトとしての基本的な機能は、わたしたちが毎日フツーに食事をしていると、何も感じないかも知れませんが・・・、
後期高齢者になると、このような私達にとっては、フツーのことが、一つ一つ、「まだ私は自分ですることができる」という喜びがあるのかもしれません。
しかし、少しずつ、これらの機能が失われていく・・・。
そんな現実ができるだけ早く来ませんように・・・、と子供として祈るばかりです。
そんなわけで、84歳シングルの母は現在のところ、息子が心配するようなことはまったくないようです。パクパクと完食して、「あて(あたし)、よう、食べるなぁ」と自分でもびっくりしていました。
夕食会場には、食事を済ませた孫達が、元気に親に怒られながら走り回る声がしました。
相続手続支援センター京都で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
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