NO 188 年齢だけで判断していませんか?高齢者の運動能力
団塊おじさんは、先日家族で旅行に行ってきました。その旅行二日目の出来事です。
84歳のシングルの母と娘夫婦・息子夫婦と孫達と、総勢10名は、淡路島の黒岩水仙境に出かけました。
今を盛りと崖一面に咲く水仙の花、甘酸っぱいかおり・・・、遊歩道を散策して視覚と嗅覚をともに楽しむのですが、84歳シングルの母は、山道の遊歩道を散策することは、年齢的に、とても無理だと思っていました。
ところが、「あて(わたし)も、いく」と意気軒昂で、行く気満々です。
杖もなしに山道の遊歩道を、歩いていて、もし、転びでもしたら・・・、転んで足の骨でも骨折したら・・・、入院でもすることになったら・・・、
「息子が付いていながら、何で止めなかった!何でそんな無茶をさせたんや・・・」と親戚筋のすずめたちが、うるさいところです。
でも、84歳シングルの母は、遊歩道を自分の足で歩きたいと言っているのです。
息子としては、万全の注意を払って、少ししんどいかもしれないが、自分の足で歩ける喜びを味わわせてやりたいと思いました。
途中何度か休憩しましたが、心配した降り道も転ぶことなく、無事に20分ほどの水仙遊歩道の散策は終わりました。
降りてきて、しばらくフウフウ言っていましたが、「あて(わたし)かて、頑張ったらまだまだ歩けるなあ・・・?」とうれしそうに、私達家族のみんなに話をしました。
息子がどれだけ84歳シングルの母の横にピタリと付き添いながら、しかし、手は出さず、一歩一歩に細心の注意を払って歩いていたか、84歳シングルの母は知っていました。
「ありがとう な」84歳シングルの母の、この一言の言葉で、その苦労は吹っ飛びました。
後期高齢者という年齢だけで、
「もう無理だ」、「そんな危ないこと」「もし何かあったらどうするの」
という、雑音があちこちから聞こえてきます。
でも、後期高齢者は年齢だけで判断をするのではなく、その人の持つ、個々の運動能力・機能で個別に判断してあげるべきではないでしょうか。
それには、常に周りにいて、その後期高齢者の運動能力・機能を常に見守っている、家族や介護者たちの観察眼も欠かせません。
むしろまだある機能を、まわりの人間が使わせない、奪い取ることのないように心がけなければなりません。
そういえば、団塊おじさんは、休暇村で泊まったとき、84歳シングルの母に、エレベーターを使わせずに、階段を使わせました。
「へぇー 歩くのかいな」といいながらも、84歳シングルの母は、自分の足で階段を上り下りしました。
「ええ運動ゃ 運動したさかい 今晩は、はょう(早く)寝られる・・・」
まだ、歩けるのに、年齢で周りが、その機能を衰えさせていることはありませんか?
相続手続支援センター京都で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
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