NO 232 札所巡拝を発念した初心を忘れないで 結願の感動を味ってください・・・
午前三時の高速道路25キロ大渋滞を乗り越えて、寝不足と運転疲れでクタクタになって、四国八十八か所第一番霊場、霊山寺に着きました。今回の札打ちはキリの良い第一番札所霊山寺からです。
でも、それが甘かったのです。「大型連休」「高速1000円」「遍路ブーム」からある程度予測はしていたのですが、その予測をはるかに上回る霊場第一番札所、霊山寺への人出?があったのです。
第一番霊場札所の霊山寺駐車場は、ほぼ満杯の状態で、白衣に着替えたり、朝食を食べているお遍路さんで混雑していました。
駐車場に停まっているクルマの府県ナンバーもいろいろです。
近畿、関東、九州等全国各地からお遍路さんが大集合です???
宮城ナンバーを見てすごいと思っていたら、函館ナンバーのクルマを発見しました。思わずそのドライバーさんに声をかけました。
「すごいですねぇ、何日に出られたのですか?」
「北海道から四国まで丸二日かかりました」
「ここまで何キロありましたか?」
「えーっと、1800キロくらいですかねぇ・・・、東京経由は混んでいると思ったので、新潟経由で着ました。一人で運転してきました。・・・」
「すごい!」
運転されてきたのは団塊世代の、北海道から来た、夫婦連れのお遍路さんでした。
真新しい白衣を着たお遍路さんが、まだ六時半で本堂が開いていないにもかかわらず、本堂近くをうろうろしています。その数、ざっと数十人。
般若心経を教本を見ながら小さな声で唱えているお遍路初心者さんがいます、
納め札をどこに納めたらよいのか判らずうろうろしているお遍路さんがいます
午前七時から始まるお納経をしていただくために、気の早い人はもう並んでいるお遍路さんもいます・・・。
白衣を着たお遍路さんが、境内で犬を連れてうろうろしています。境内を公園と間違えて、犬を公園で散歩させている感覚なのでしょうか?
いろいろなお遍路さんがいて、いろいろなスタイルで札所を回られることはすばらしいことだと思います。
しかし、宗聖な聖域の境内に、自分スタイルをそのまま持ち込む遍路もどきには、目を背けたくなります。ここは宗聖な聖域で荘厳な雰囲気であるべき霊場の境内です。
ホーッホケキョとうぐいすが囀り、池の鯉が跳ねる水音が、霊場を訪れるお遍路さんを温かく迎える、そんな自然な環境の境内の音に混じって、犬がワンワンほえる「図」ってみなさんどう思われますか?
大型連休初日、そんな真新しい白衣を着たお遍路さん達で混雑する第一番札所霊山寺の午前七時前の光景でした。
どうか、連休が終わったあと、札所めぐりをやめないでください。
再びこの四国の地を訪れて、札所の巡拝を続けて下さい。札所巡拝の発起をした時の、初心を忘れないで下さい。
四国には温かいおもてなし、お接待という風土が根付いています。
真新しい白衣が巡拝の日を重ねて、白衣の汚れとともに、そのお四国の温かさに触れるとき・・・。
その白衣の汚れが増すほど、逆に己の心は洗浄されていく・・・、そんなお遍路さんの喜びを味わって欲しいものです。そして第88番大窪寺で、ぜひあの結願の喜び、満足感を味わって欲しいものです。
相続手続支援センター京都で 相続相談と遺言相談で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
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