NO 328 日本三大美肌の湯の温泉成分の見方
みなさん、日本三大美肌の湯ってご存知ですか?先日佐賀県の嬉野温泉に行った時、脱衣場に「日本三大美肌の湯」というポスターが張ってありました。
どの温泉も、わが温泉こそ日本一と自称している温泉が多く、どの温泉が良いのかは、やはり自分で直接入浴して確かめてみるのが一番では???
温泉ソムリエの団塊おじさんとしては、脱衣所に張ってある「温泉分析書」の数値で美肌の湯かどうかを判断することにしています。
佐賀県衛生薬業センターが分析した、嬉野温泉の温泉成分は、美肌温泉を標榜するだけあって、ナトリウムイオン382.5㎎、94.12ミリバル、・・・う~ん、さすがナトリウムイオンの含有量が多いっ・・・、えっ、あれっ??????
美肌温泉はアルカリ性で、PH値が高いのがその特徴の一つとされているのですが、ここ嬉野温泉のPH値は、なんと7.68???。
もともとあちこちの、○○温泉のPH値が公表されているサイトはほとんど見かけません。それは同じ源泉でも、分析時した時の温度(基本は25度C)、配湯されている温泉施設までの距離、などによってPH値がそれぞれ異なるため、○○温泉協会の公式サイトでは温泉分析書なるものを公表することが出来ないからです。(但し、宿泊施設ごとに公表することは可能ですが)
実際にはほとんど温泉分析書なるものは公表されていないため、その温泉施設の入浴時に脱衣場に掲げてある「温泉分析書」を見て確かめるより、温泉成分を確実に知る方法はないのです。
というわけで、嬉野温泉の○○旅館のPH値が7.68、は少なすぎるのでは?、と思いました。それにしては、つるつる、ぬるぬるの間違いない日本を代表する美肌の湯です。
ひょっとするとPH値9.68の誤記では?・・・と疑問に思いました。それで自宅に帰ってから「佐賀県衛生薬業センター」に電話をして、嬉野温泉の温泉分析書のPH値について確かめてみました。
県庁の出先機関の公務員の方でしたが、丁寧に応対していただきました。
「確かに言われてみるとPH値が低いですね。その旅館のなまえは?」
「○○旅館の温泉分析書で、平成○年○月○日 ○発第○○号です」
「わかりました、折り返し電話をさせていただきます」
PH値がほとんど7.0の中性に近いのに、湯がすべすべ、つるつる して、肌の感じはまさに美肌の湯です??????
しばらくして佐賀県衛生薬業センターから電話がありました。指摘したぬるぬるの指数の一つであるアルカリ度PH値は、やはり温泉分析書の通りということでした。
でも納得いきません。その担当者の人に食い下がりました。
「どうしてPH値が高くないのに、ぬるぬるなのですか?」
担当者の方もしばらく考えておられるようでした。PH値が低いことを指摘されて担当者の方も合点が行かないようです。
そして考えられることとして、担当者曰く
『温泉に含まれるイオンの種類が多く、そのイオン数値がそれぞれ高いために、相互に干渉作用が働いて、PH値を中和させているのでは・・・』、
『嬉野温泉の場合、アルカリ度を示すナトリウムイオンも高いものの、酸性度を表すケイ酸、ホウ酸の含有度も高いためと考えられます・・・・』
というお話でした。最後に、佐賀県衛生薬業センターの担当者の方から
「PH値についての、ご指摘ご質問は今までありませんでした。嬉野温泉の含有温泉成分が他の温泉に比べて特筆していることを改めて知りました。私達も良い勉強をさせていただきました」
といっていただきました。
団塊おじさんもPH値以外のほかの温泉成分、特に酸性成分含有についても併せてみていかなければならないことを改めて勉強した次第です
相続手続支援センター京都で 相続相談と遺言相談で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: NO 328 日本三大美肌の湯の温泉成分の見方
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.souzoku-kyoto.com/mt/system-tb.cgi/350


コメント(0)
コメントする