NO 352 遺族の立場に立ったお葬式とは
職業柄、先日「最新葬送情報」セミナーに参加して講演を聴く機会がありました。
「遺族の立場に立ったお葬式とは」というテーマで、講師は一級葬祭ディレクターの方です。
限られた狭い業界です。従って、講師の名前などをこのブログ書いて、もし講師の先生本人にご迷惑がかかっては思い、あえて講演の場所も含めて書かないことにしました。ご容赦ください。
限られたパイ?を争奪する葬祭業界は、
大手中堅が得意とするホール中心の一般的な葬儀形式と、
個人経営が得意とする家族葬・直葬などに大きく分けて二極化しています。
以下はそういう二極化している業界の一方の方のお話です。偏りは承知ですが、みなさんの参考になるところもあると思います。良ければお付き合いください。
講演の要旨
<現在の葬儀に対する不満>
・ 乱立ぎみのホール会館の負債が経営の足かせとなり、消費者の無知を利用した 「祭壇ビジネス」が横行している
・ 葬儀社の事情で算出される「祭壇一式」という価格体系はもう通用しない時代に なった。
本当は、白木祭壇リース料、人件費○○人×○日、等の個別価格を明示すべきだ
・ 一方で人を見送る儀式に形式やこだわりを持たない人が増えてきた
・ 「葬儀をやれない人」ではなくて、「葬儀という儀式をすることにこだわりを持 たず、葬儀をやらない人」が増えてきた
・ むしろこれからの経済状態を考えれば、葬儀にお金をかけるよりも、配偶者や子 供たちに少しでも残しておいてやりたいと考える人が増えてきた
<今の葬儀形態を疑問に思う理由>
・ 虚礼にしか過ぎない
・ 背中をむいてお経が終わるとすぐに退場し、遺族に語りかけない住職への不満
・ 葬儀式のマニュアル化、ベルトコンベア化で、多勢の人に頭を下げているうちに 葬儀が終わってしまった、記憶には何も残っていない
・ 解るようで、判らない料金体系
・ 葬儀を体験した人が感じる「もうこりごり感」
会社によっても異なるが、マニュアルの中に「遺族に対して如何に大変だと思わせることが、ポイントのすべて・・・」だとまで書かれているひどい会社もある。
生産性向上、利益追求のためのマニュアルは、
故人への想いが十人十色である遺族の葬儀に対する期待とは相容れないものがある。
葬儀は「白骨製造工場」ではない!
<これからの葬儀に求められるもの>
・ 価値観が多様化している葬儀に対して遺族のニーズにあった葬祭情報の提供
・ 葬儀式の「良かった」と思う家族の価格感に合った情報の提供
・ 故人が主役、故人が偲ばれる葬儀式情報の提供
・ 葬儀は「費用をかけるもの」から「時間をかけるもの」に変わっていく
・ ワンランク上の棺で故人を葬送する「有形の価値観」より、故人を偲ぶ「無形の 価値観」を大切にする葬送
みなさん如何でしたか?、ふだん葬式についてあまり考えることなどなかったのでは?
大手葬儀社には大手葬儀社の、小規模葬儀社には小規模葬儀社のそれぞれの言い分、考え方があるようです。
ご自分に合った人生最後の演出をお考えください。
または、没後はご家族にすべてを任せてください。
案外、ご家族の方がその辺の事情は既に良くご存知かも??????。
相続手続支援センター京都で 遺言相談と相続相談で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: NO 352 遺族の立場に立ったお葬式とは
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.souzoku-kyoto.com/mt/system-tb.cgi/374


コメント(0)
コメントする