NO 361 銀の卵と団塊世代
かつて地方から都会へ集団就職した中学卒の若年労働者が、金の卵と呼ばれ、もてはやされた時代がありました。
その後一時期、高度経済成長と呼ばれた時代には、求人数が求職者数を大幅に上回り、就職希望者は月の石と呼ばれ、経営者にとっては労働力確保が困難な時代がありました。
ちなみに団塊おじさんが昭和46年、1971年に卒業・就職した当時の有効求人倍率は1.12倍、21年9月現在は同0.43倍です。
つまり仕事を探している人「一人あたり何件の求人があるかという割合」が、団塊世代が就職先を探していた頃は1.12倍あったものが、今では0.43倍しかないという事です。
企業が求める労働者が、仕事を探している人の0.43倍では、必死で中高年が職探しをしても簡単に新しい職場を見つける事が、できるはずがありません。
しかし、金の卵ではありませんが、銀の卵という考え方があります。
それは団塊世代の大量退職が続き、その為企業にとって組織・営業・販売・製造・技術等のノウハウの塊であった年齢層の退職が一度に進んでしまうため、
今まで引き継がれてきた人材の技術力・営業力が極端に落ち込ンでしまうリスクを回避するために、企業は一部の退職者に定年後の再就職を積極的に要請している、そんな人材をさして銀の卵と呼んでいるのです。
リーマンショックから一年、いまだ日本経済はショックから立ち直ったとは言い切れず、減量化を進める中で、サラリーマンの雇用自体が危機に瀕しています。
そこで、企業経営者への団塊世代からの提案です。
企業側も長期的なリスクを考えれば、われわれ団塊世代のシルバー労働力を市場価値に見合う「戦力」として再活用することを本気で考えては如何でしょうか。
「再雇用65歳定年制」が単なるコストカットや、企業の一方的なリスク回避のためにだけ利用される制度ではなく、労働者にとっても正当な賃金体系や勤務形態のもとに、市場価値に見合う「戦力」として適正に活用していく事。これが企業の中長期戦略から考えても有用で社会から求められているのことではないでしょうか。
われわれ団塊世代の人間も、かつての金の卵ならぬ、"銀の卵"として堂々と自己主張されては如何ですか? ひるむな! がんばれ! 団塊世代の仲間達
相続手続支援センター京都で 遺言相談と相続相談で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
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