NO 366 北海道の圧雪された山岳道路で働く人達
北海道レンタカーのドライブ二日目。
今日の目的地は十勝川温泉です。網走から途中、摩周湖、釧路を経由して十勝川温泉まで約250㌔の手ごろなドライブコースです。
今まで本格的な山岳雪道走行など経験した事がありません。クルマのナビを設定すると、通行止めの表示が出ています。11月も終わりになると北海道では雪で通行止めの国道が出てくるようです。
ほかに迂回路を取る方法もありましたが、何とはなしにクルマを進めました。
ええぃ!、何とかなるっ、と甘い考えで、摩周湖経由のままナビ設定された道を走りました。
国道の道路標識では雪道走行注意となっています。
朝の国道の道路状態は最初、道端に残雪がちらほらの状態でした。これなら行けるっ!
そのうち、路面にシャーベット状に解けた雪が現れ、やがて路面全体に本格的な雪が圧雪状態となって現れました。
ワダチがあります。ワダチの後をたどらないとスリップしそうです。
そのうちタイヤで圧雪されないワダチとワダチの間の道路中央の雪が、だんだん積もってきて、とうとうクルマの車体の下をこする様になってきました。
サァー、ザァーと車体をこする気持ちの悪い音がします。
いつの間にか国道は、山岳道路に入ってしまいました。ココまで来るともう後戻りは出来ません、もちろん後戻りできるようなそんなスペースもなく、たとえ駐車スペースがあったとしても、ワダチを超えて積雪で埋もれているどこまでスペースか、どこからが谷か、一面の白銀の世界でまったく区別がつきません。
ココまで来て雪道の判断の甘さに後悔しました。でももう前に進むしかありません。なにせ、雪道の山岳道路は生まれて初めての経験です。スタッドレスタイヤを履いたことも、そのタイヤの性能がいかなるものかもまったく分かりません。
対向車が来ないことのみを祈りました。ところが後続車が一台現れました。雪道でゆっくり走っているから、さぞや後続車もイライラしているのではと思います。
追い越しをさせてやりたいのですが、そんなスペースもワダチもまったくありません。
隣で妻が「お父さん、大丈夫?」と心配してくれますが、妻は運転免許を持っていません。
「ゆっくり行こうゃ」と圧雪で一面の雪景色の山道を峠の方へ登っていきました。
人がいました。旗を振っています。道路工事をしているようです。交互通行のスペースがあり、わだちもありました。
白旗を振って「進め」をしてくれているようです。こんな山奥の雪の中での道路工事。
地元の大切な収入源である公共工事。こんな過酷な気象条件の中で、自然条件の中で、一日じっと立って、旗振りをする仕事は想像もできませんでした。
この気象条件とこの自然条件で、収入を得る手段として仕事をしている人に、北の大地で生きていく人達の、厳しい姿の一面を垣間見た気がしました。
クルマはやがて峠を過ぎて、屈斜路湖を右に見て圧雪された山道を下っていきました。
雪道は上るより以上に、下るときに神経を使います。
ゆっくり・・・ゆっくり・・・、なんだか団塊世代のこれからの人生の生き方を示唆してくれているようです。
相続手続支援センター京都で 遺言相談と相続相談で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
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