NO 372 北海道十勝の漁業事情
大好きな十勝川温泉のモール泉に、今度いつ来られるか分からないと思うと、クルマの運転に朝風呂は疲れるから良くないのですが、やはりここは朝風呂に入ってもう一度モール温泉と別れを惜しむことにしました。
まだ暗い朝五時、ホテルの温泉浴場に行くと、先客が一人入浴していました。
「おはようございます」
「おはようございます、早いですねぇ・・・」
「どちらから?」
「滋賀県からです」
というわけで、広い浴場で半身浴をしながら、お風呂談義が始まりました。
何でも先客の人は地元の漁師さんで、シシャモ漁が終わったので骨休めに来たのだとか
北海道十勝地方の漁業は、10月~11月に掛けてが「シシャモ漁」その後、
カニ漁 → ホッケ漁 → サケ漁 → と続くのだそうです。
昔と違って最近の漁業は漁協の組合員が総出で船を出し、分担して漁を行い、資源保護の観点から水揚げ規制されている漁獲高以上は獲れないのだそうです。
お風呂のおじさんは現在70歳、漁協は60歳定年で、船を降り、若者に漁に出る場を譲っているのだそうです。(どの職場も同じですね?)
基本的には60歳で船を下りて、年金生活に入るのだそうですが、漁協の組合員だったものは、60歳を過ぎて船を下りても、一人で漁をすることが許されているのだそうです。
しかし、漁は一人では出来ず、配偶者・奥さんを伴っての二人で漁に出るのだそうです。しかし、命の危険と隣り合わせの漁場には天候の良い日しか漁に出る事が出来ず、燃料が高く小遣いにもならない漁しか出来ない日があり、船を降りた人はおとなしく年金暮らしをする人がフツーとのことでした。
たまーに、組合員が何かの事情で船に乗れないときは、代わって船に乗って欲しいと漁協から依頼が来るのだそうです。それが臨時収入・いわゆるボーナスだそうです。
半身浴をしながら、とても70歳には見えない引き締まった体躯の、人懐っこい潮焼けした顔の漁師さんに、内陸育ちの私にはめったに聞けない話をしていただきました。
相続手続支援センター京都で 遺言相談と相続相談で頑張る こころは青春の団塊おじさんでした
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