NO 390 縮み思考と拡大指向
いま日本の景気はデフレで、しかもスパイラルの状態にあるといわれています。
世の中の物価はより安く・・・が合言葉のように商品下落が競われています。いわゆる社会全体が今、縮み思考になっているような気がします。
「東海の 小島の磯の白砂に 我泣きぬれて 蟹とたわむる」という石川啄木の詩を
「縮み思考」の日本と捉えた『縮み思考の日本人』という本を読んだ事があります。
確かに、東海←小島←磯←白砂←泣き濡れる(涙) と、広い大きな海からどんどん縮んで最後は一滴の涙にまで啄木の詩は縮んで描写されていきます。
しかし、考えてみれば、大きな海も、元はたった一滴の水(涙)が集まって大海となるのですよね。
大きいところから小さなところと云えば、日本の住所表示だって、京都府→京都市→中京区→○○町ー番地と、何気なく毎日使っている自宅の住所の表示。
大きい住所から小さな番地までが、順に重ねあわされて、初めて一軒の家が特定されるようになっていますよね。
逆に欧米などでは、自宅の番地表示から行政区へと次第に広がって表示されています。西欧文化と日本文化を比較するつもりはありません。西欧文化も日本文化もそれぞれ歴史に根ずいた重みがあります。
大きい方から細かく縮む「縮み思考」が得意の日本文化・・・
思考をする回路も、大→小と、小→大のいずれであっても良いのではと思います。
また、それぞれに同じでないところがいいのではないかとも思います。
評論家の先生がどのように分析しても、どの国も、どの人種も、どんな感性を持っているにしても、どちらが良い、どちらが悪いということを決め付けることはできません。
しかし、日本経済についてだけは縮み思考であってはなりません。
日本の景気について言えば、デフレスパイラルが進むことは決して望ましいことではありません。
縮み思考文化という日本固有の思考基準を大事にすることは大切なことですが、
日本だけが、いつまでも国内の思考基準で、世界の国々・人々との貿易・経済や防衛問題などの関係を考えていてよいはずがありません。
新しい年、2010年です。大きな眼で世界の中の日本について考えて行こうではありませんか、
来週から鳩山内閣の本格的な通常国会が開催されます。
団塊世代としては、縮み思考の日本文化は大切にしながらも、拡大指向の日本経済の行方を論議する場をしっかり見て行きたいと思います。
相続に関する総合支援に 実績と実行力のある 相続手続支援センター京都 で頑張るこころは青春の団塊おじさんでした
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