NO 416 切符は正しく目的地まで
格安海外ツァーで行く南フランス・ニース6日間の旅の三日目、
今日は自由行動の日、モナコでF1グランプリコースを走る現地ツァーに参加することを楽しみにしていたものの、ツァーが催行されていないことを知ってがっくり・・・。
気を取り直して、旅行ガイドブックを見て急遽、あの「カンヌ映画祭でハリウッドの映画スターが赤いじゅうたんを踏みしめて階段を上っていく・・・」場所に行くことにしました。
モナコからカンヌまでの移動はフランス国鉄です。位置的なことを説明しておきます。
ニース駅を京都駅に例えるなら、モナコ駅は滋賀県の草津駅、カンヌ駅は大阪駅です。
ニース、モナコ、カンヌ、いずれの都市も地中海に面した海沿いの都市です。
つまり草津駅(モナコ)から京都駅(ニース)経由、大阪駅(カンヌ)へのフランス国鉄による移動となります。所要時間は一時間。運賃は8ユーロ(約1040円)
モナコ・モンテカルロ駅で30分以上もかかって切符売り場を探しました。改札口はありません、自由にホームに出入りできます。着いたホームがカンヌ方面行きのホームかどうか、ホームで列車を待っている人に訊きました。
「for カンヌ?」 笑顔が返ってきました。このホームで間違いないようです。
もちろん列車の時刻表なんてありません。いつ列車が来るか判りません???
待つこと30分、2階建てのフランス国鉄列車がホームに入ってきました。
景色の良く見える2階の座席に座りました。フットレストが付いていて、なかなか豪華な列車です。鈍行・各駅停車でした。
私達夫婦のほかに男女二人が一組、男一人、女一人の四組が2階の座席にいました。
私達夫婦は車内の写真を撮ったり、地中海の景色を楽しんだり・・・、
ニース駅を過ぎて、車内検札が二人で来ました。
男女二人組は切符を出しました。男一人は切符を探しているようです。女一人も切符がないと言っているようです。もちろん私達夫婦はモナコからカンヌまでの切符を呈示しました。
車掌が無線で何かしゃべっています。しばらくして「police」と書かれた腕章をしている人が二人やってきました。なにやら話をしています。どうやら無賃乗車が発覚したようです。
私達夫婦の隣に座っている女性に、「金を払え」といっているようです。「カード」という言葉からクレジットカードを持っているか?と詰問しているようです。
その後もやり取りが続き「ニース」という言葉が聞こえました。どうやら女性は「私はニースから乗車した」と言っているようです???、「あれっ、たしかあの人我々と同じモナコから乗ったんと違うの???」妻が言います。
「そうや、確かにあの人モナコから乗らはったで・・・、」
「車掌に言うたったら???・・・」
でも、二人ともフランス語を話す事ができません・・・???
もう一人の男性の乗客は???
私達夫婦の通路を隔てた斜め前の座席です。警官と車掌とその男性のやり取りがよく見えるんです。まるで映画を観ているように・・・???
警官がその男性を立たせてポケットの中身を全部出させて身体検査をしています。
ホント、迫力満点です。こっちは正規の切符を持っているから安心して?いいようなものの・・・
結局男性は、次の駅で警官と一緒に降りていきました。
女性はカードで支払ったようで、そのまま何事も無かったかのように座席に座っています。
こんなことってあるのですね、でも改札口がなく、誰に見咎められることもなく列車に乗る事ができるフランス国鉄・・・、よこしまな心を持つヤカラがいても決して不思議でないかもしれませんね。
切符は正しく目的地まで買いましょう、ね
相続に関する総合支援に 実績と実行力のある 相続手続支援センター京都 で頑張るこころは青春の団塊おじさんでした
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