NO 437 四国八十八か所の札所立地環境を考える その2
昨日からの続きです。
経営感覚に優れている『優良企業』(札所)とそうでない『フツー企業』(札所)があります。
(お大師さま、札所のご住職さま、ゴメンナサイ)
例えば、私が独断で優良企業(札所)と思うお寺を紹介しましょう。
そのお寺の立地環境は「88」ある札所の中でも一二を争う難所を抱える、人里から遠く離れた山奥にあります。
(どうしてお大師さまは山の上とか、岬の先端とかばかりに札所をつくられたのでしょうね)
その山奥のお寺は山道が狭く、離合がしにくいため、マイカー遍路の間でも嫌がられています。
その山奥のお寺にお参りされる参拝者は、年間10万人以上といわれるお遍路さんだけです。
ところがそのお遍路さんですが、1200年の時を経て、平成の現代に訪れるお遍路さんの巡拝手段は、99%がマイカーや団体観光バスに変わってしまい、昔ながらの歩き遍路さんは年間わずか1000人程度で遍路手段はクルマ主体となってしまいました。
しかしそのお寺は、1200年を経た現在も直接山奥にあるお寺の駐車場へ観光バスを乗り入れることはできません。
団体お遍路バスの場合は山のふもとでバスを降りて、そこで数台の小型のマイクロバスに乗りかえて、厳かな山岳信仰にも似た山奥の札所・お寺を目指して登っていきます。
冬季は積雪のため冬用タイヤを装着していても通行困難になる日があるほど、狭く、カーブが連続する道です。
余談ですが、冬季は、山のふもとは雪が無いため、「これなら上までいける」と山道に入ってしまったものの、山は思わぬ積雪で途中で立ち往生するマイカー遍路や、
雪の多い年などは、街中はすっかり春の気分となり、もう大丈夫と思って山道に入ったマイカー遍路が、陽があたらず残雪シャーベットになっている地道に、タイヤを滑らせて立ち往生している車を何度も見かけた事があります。(横着厳禁です。私は冬季遍路に行く時は必ずチェーンを持参しています)
お遍路さんに限らず、人間って、こういう山奥にある巡拝環境の悪いお寺ほど、その悪い巡拝環境を乗り越えて苦労してたどり着くことに対して満足感を持ち、その苦労・困難に対して達成感を持つのではないでしょうか?そして困難を克服したことでよりご利益があると考えるフシがあるようです。
相続に関する総合支援に 実績と実行力のある 相続手続支援センター京都 で頑張るこころは青春の団塊おじさんでした
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: NO 437 四国八十八か所の札所立地環境を考える その2
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.souzoku-kyoto.com/mt/system-tb.cgi/462


コメント(0)
コメントする