NO 489 月やあらぬ・・・伊勢物語の世界
何気なくテレビを見ていると、伊勢物語の中に出てくる恋歌についての話でした。
すぐに他の話に移ってしまったのですが、その時気になった
恋 歌
『月やあらぬ 春や昔の春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして』
という歌だけは急いでメモをしておきました。
還暦を過ぎても、いや60歳を過ぎた歳になったからこそ、恋歌の中に潜む古典の味わい深い表現に興味を持ったのかもしれません。
う~ん、もう少し調べてみよう・・・と伊勢物語の第四段に書かれてあるというその恋歌を調べてみました。その前に「伊勢物語」って何?
伊勢物語は、平安時代の初めに作者不詳で書かれたということ
伊勢物語は、短編物語集で和歌を中心に全125段の短い話からなっていること
伊勢物語に登場するエピソードは、ほとんどが恋愛物語であること
などが判りました。それとこの恋歌は、大学の入試問題に出題されるほど有名な歌らしいのです。
ちなみにこの恋歌の入試問題としての使われ方は、
「次の伊勢物語の恋歌の解釈について述べなさい」とでもなるのでしょうか???
そんな有名な歌とは知りませんでした。
月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ
わが身ひとつは もとの身にして
現代語訳としては、
月は、春は、もう昔のものとは違うのでしょうか
私だけが昔のまま 貴方を思いつづけていますよ
と訳すのだそうです。
どこか琴線に響く歌でした。それでなぜ琴線に響いたのか?、
自分なりにこの恋歌の訳し方を考えてみました。
「月」という言葉を、その月をじっと見守ってくれる父に例えてみました
「春」という言葉を、その春を暖かく見守ってくれる母に例えてみました
そしてそれぞれ「月」「春」という言葉を置き換えて詠んでみました。
すると このように訳すことが出来ます
父母は もう昔私が知っていた父母では無くなってしまいまった
父母と一緒に暮らした楽しかった時代は、今はもう戻ってこない
私のこころの中には 昔のままの父母が一緒にいますよ
私のこころの中だけは 昔と同じままなのですよ
と、詠み替えることは出来ませんか?????、う~ん迷訳・・・
でも、こころの琴線になんとなく響きませんか?
私の独断訳ですが、団塊世代の皆さんには一部理解していただけるところもあるのではないでしょうか?
だって、団塊世代って意外とロマンチストが多いと思うのですが???
相続と相続手続の総合サポート支援で、実績と実行力のある 相続手続支援センター京都 で頑張る団塊おじさんでした
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