NO 523 フェリー「くにが」と高速船「レインボー」の船賃

島根県隠岐郡海士町は、島根半島の北方約50kmの日本海に浮かぶ群島にある島の一つです。一般に「隠岐島(おきのしま)」と呼ばれていますが、実際には「隠岐島(おきのしま)」という名前の島はないそうです。

その隠岐群島は「島前(どうぜん)」と呼ばれる島々と、「島後(どうご)」と呼ばれる島々に大きく分けられて呼ばれているそうです。
(例えば「島前(どうぜん)の海士町・・・」というように・・・)

その隠岐群島へ隠岐汽船で本土から隠岐にわたる場合、「島前」と呼ばれる知夫里島(知夫村)、中ノ島(海士町)、西ノ島(西ノ島町)三つの島のいずれの島で下船した場合でも、「島後」と呼ばれる隠岐の島(隠岐の島町)で下船た場合でも、どの島で下船しても船賃は同じです。

また乗船地の場合ですが、隠岐に渡るには、島根県の本土側の港としては境港と七類の二つの港がありますが、そのどちらの港から乗船してもやはり船賃は同じです。

改めて乗船券を見てみると「本土 ⇔ 隠岐」と券面表示されていました。なるほどと合点がいきました。

本土側の二つの港のどちらの港が本土から隠岐へ渡るのに一番近い港かというと、境港から島根半島を横断したところにある七類港と呼ばれる港のほうがより隠岐に渡るためには近いのですが、そこまで行く足の便は不便な港です。

その隠岐へ渡る一番近い七類港から、隠岐群島の中の一番近い島である人口600人の知夫里島までフェリーで約2時間30分の船旅です。

ここで、船賃と所要時間について考えてみたいと思います。
本土⇔隠岐間のフェリーの船賃は2840円です。フェリーで約2時間30分で2840円です

ところが高速船「レインボー」という船があって、約1時間で隠岐に行く事ができます。その高速船「レインボー」の船賃は1時間で5600円です。

高速船の船賃はフェリーに比べて約2倍の船賃がかかります。もちろん片道の船賃ですから、高速船で片道乗船した船賃で、フェリーなら往復乗船出来るということになります。

う~ん
皆さんなら2時間30分かけてフェリーで隠岐へ行かれますか?
それとも高速船で1時間で行かれますか?

われわれ観光客にとって見れば「フェリーは安い、高速船は高い」というレベルの話ですが、隠岐に住む人たちにとっては生活に欠かすことができない生命線である生活航路に乗船するための船賃であるということを斟酌すれば・・・、離島で生活すると言うことは、生活費ということを考えても現実は厳しいことなのですね。

もちろん行政が島民の生活の足を確保するために補助金を出しているらしいのですが、それでも乗船客が少ないという高速船とフェリーを併せて運航する隠岐汽船の慢性的な赤字体質は変わらないらしいとフェリーで知り合った島民の方がおっしゃっていました。

う~ん、・・・、

離島で生活を営むという事が、如何に大変で厳しいことかという事が改めて認識させられました。

そんなことを考えているうちにフェリー「くにが」は、隠岐観光の中心である国立公園の「国賀海岸」のある島前の西ノ島に着岸しました。

相続と相続手続の総合サポート支援で、実績と実行力のある 相続手続支援センター京都 で頑張る団塊おじさんでした

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