NO 529 畜産農家と市場価格

私達が海士ファンバンクを通して『縁』を持った若者に会うために訪れた、島根県隠岐郡海士町は、産業を新しく創出するためにさまざまな施策を展開していました

その中の一つに畜産があり、その畜産の中にも、隠岐牛を生産する生産農家と、隠岐牛を飼育して肉牛にする飼育農家があるということを初めて知りました。

私達が応援している若者が、最初は子牛の生産農家として出発したものの、市場で換金して生計を立てていくためには、肉牛を飼育する飼育農家の方が現金の実入り的には良いということを、畜産市場という現実の中で知ったことも初めて知りました。

そしてその畜産市場の現実に柔軟に対応すべく、子牛の生産から肉牛としての飼育まで一貫してやり始めたこと、

しかし、肉牛までの飼育にかける経費と毎日の生活費を捻出するために、子牛の生産にも力を入れなければならないこと・・・海士町を訪ねて始めて知りました。

海士ファンバンクで知り合った若者は、生活費を稼ぎながら、出資者への借金を返済しながら、より高い生産性を追求していくことへの難しさを現実の中で乗り越えていこうとしています。

私は畜産業には全くの素人ですが、若者にひと言アドバイスをしました。
「いろんなブランド牛がいて、霜降りにこだわっている産地、健康な肥育にこだわっている産地、コシヒカリ米を食べさせている産地・・・、全国の肉牛生産農家の中で、自分のところはここが違う、ここが売り物だというこだわりを持っている畜産地がブラント牛として高値で取引されている。

隠岐牛も市場で高値で取引されていくためには、何かにこだわってその市場価値を高めていく必要がある。今までの畜産イロハは教えてもらった、でもより高い市場価値を求めるのであれば、生産者として独自の工夫が必要ではないか?、

例えば、ここ隠岐でしかないもの、隠岐牛でしか出来ない何かを考えてみれば、
例えば・・・・・・、例えば、ここ隠岐の海士町で生産されている「いわがき春香」の牡蠣殻は牡蠣を出荷したあとどう処理・処分されているのか?

その牡蠣殻を粉末にまで破砕し、天然のカルシュウムとして牛のえさに混ぜて与えた場合、その混合率比率を何%にしたら一番健康で足腰の強い子牛が生産できるのか?

海士町でしか出来ない、海士町の産品を使った、海士町の隠岐牛を○○君、考えてみたら・・・。

素人であるがゆえに的を得ていなかったかも知れませんが、何か考えなければ市場価値は高まらないという気持ちだけは伝える事が出来たのではないかと思います。

毎日牛と格闘している生活の連続にあって、だからこそ違った観点で考える必要があることは理解してもらえたのではと思いました。

相続と相続手続の総合サポート支援で、実績と実行力のある 相続手続支援センター京都 で頑張る団塊おじさんでした

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1948年(昭和23年生)
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