NO 547 「記憶が瞬間蒸発状態」の認知症の母
団塊世代の友人は、3人兄妹の長男として、徒歩20分の距離に父親の亡くなった後も一人で生活している、記憶が瞬間蒸発状態の86歳の母の日常の面倒を、毎日仕事帰りに母親の家に寄って長男としての役目を果たしています。
彼は私に、日頃溜まっている介護ストレスを一機に吐き出すように、その具体的な話を始めました。
① この夏は異常な猛暑が続き「熱中症」にかからないためにエアコンを入れるよ うに何度言って も「そんなんいらん、自然の風で十分や、クーラーなんて嫌い や」と言ってエアコンを使わない
② 「熱中症」予防に水分を補給して・・・、お茶を飲んで・・・、と言っても
「飲みたくない」といってほとんど水分をとらない、こっちの心配が判ってい ない
③ 買い物に一人で行くが、同じものばかり買ってきて、いつも冷蔵庫には賞味期 限切れの食品が入っている
④ 身綺麗にするのが好きで、毎週美容院に行く・・・
⑤ 同年代の人と交わるのが嫌いで、老人会など地域とのつながりがほとんどない
⑥ 毎月の年金は15万円ほどあるが、自宅マンションの家賃に10万円を支払うので 毎月赤字が5万円ほど出る。
(彼曰く、おしゃれは結構だが、一週間に一回美容院に行くのはいくらなんでも行きすぎではないか?毎週が毎月なので生活費を圧迫している)
⑦ 毎月の年金15万円で赤字が出る分は亡父の相続財産の中から、三人の子供が出 し合っているが、いずれ入院などの事態が起こったとき、自分達の貯金を取 り崩していかなければならなくなるのではと心配。
長男として弟妹に請求できない
⑧ 夫婦二人で住んでいた部屋が一人になったので広すぎる、なんとか同じマンシ ョンの家賃の安い部屋に移って欲しいといっても、「そんなん、いやや」
⑧ 自分は子供だからまだ我慢しなければならないが、妻は他人なので何かと家で 義母の介護について、帰宅後に夫である自分に「お義母さんこんなんなんぇ・ ・・」とその日のストレスをぶつけてくる、そんな話聞きたくない!
例えばこんな話
お義母さんの入れ歯の具合が悪くなって歯医者に行くことになった
後期高齢者の保険証を持たずにお金だけを持って診察を受けに行った
以前行った事のある歯医者なので、その辺の事情?を受付の人が判っていたのか、保険証なしでも治療を受けて帰ってきた
「お義母さん、次に歯医者に行く日はいつですか?」
「そんなん わからへん」
「診察券は?、診察券に次にいく日が書いてあると思うのですが?」
「診察券?、そんなんもろうてへん」
ということで、結局妻が歯医者に後期高齢者の保険証を持っていって次回の治療日と時間を聞いてきたのだそうです。
そして次回の診察日を前日に言うと瞬間蒸発してしまうので、その当日に・・・
「お義母さん、今日は9時に歯医者に行く日ですからね」
「歯医者?、あたし歯なんか悪くないよ、歯医者なんか行った事もないのに」
「??????」
「あなたどう思う・・・、わたしもうお義母さんと話するの嫌や・・・」
妻は義母と話が全くかみ合っていないことにストレスを感じ、そのストレスの発散相手として帰宅した彼にその日のストレス話をぶつけているのでした。
男の立場からすると、還暦を過ぎてからやっと働くところを探して、まだ新しい仕事に慣れていない職場から、疲れて帰ってきて、そしてストレス満タンの妻から記憶の瞬間蒸発の話をルル聞かされたのでは・・・
でもこれが現実なのですね
彼の話はまだまだ続きます
相続と相続手続の総合サポート支援で、実績と実行力のある 相続手続支援センター京都 で頑張る団塊おじさんでした
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: NO 547 「記憶が瞬間蒸発状態」の認知症の母
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.souzoku-kyoto.com/mt/system-tb.cgi/576


コメント(0)
コメントする