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相続税評価額とは何か

  • 文責:所長 税理士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2022年4月26日

1 相続税評価額ってそもそも何?

相続税は、遺産の金額に応じて納税額が変わってきます。

遺産の金額が大きければ大きいほど、相続税額も大きくなっていきます。

反対に、遺産の金額が少なければ少ないほど、相続税額は小さくなっていきます。

ここで重要なのは「遺産の金額」です。

人や地域によって、「遺産の金額」が変わってしまうと、相続税額で不公平が出てしまいます。

そこで、「遺産の金額」は、「相続税評価額」と呼ばれる基準で計算するという決まりになっています。

2 相続税評価額の基本的な考え方

基本的には、亡くなった時点での遺産を、全てお金に換算することになります。

たとえば、亡くなった時点で存在した遺産として、預貯金、不動産、自動車、株式などがあり、その総額が9000万円であれば、この9000万円について、税金が課されます。

3 土地の相続税評価額

相続税の中で、もっとも計算が困難な財産の1つが土地です。

土地は、1つとして同じものが存在せず、実際に売るまで何円の価値があるのかは分かりません。

しかし、それでは相続税の計算ができないため、国は土地の評価方法を定めています。

具体的には、路線価方式というものがあります。

路線価方式は、「その道路に面している土地は、1㎡あたり何円」という方法で、土地の評価額を出す計算方式です。

他方、地方だと、路線価がない地域もあるので、その場合は、固定資産税評価額をもとに、土地の評価額を決めることになります。

4 生命保険も相続税評価額で計算される

生命保険は、法律上は遺産ではありませんが、相続税申告をする際は、遺産としてカウントされます。

たとえば、お父さんが亡くなった時、長男に500万円の保険金が支払われる場合、その500万円が相続税評価額ということになります。

他方、被保険者が長男で、お父さんが契約者(保険料を支払っていた人)という場合で、お父さんが亡くなった時は、保険金が支払われるわけではないので、解約返戻金相当額が、相続税評価額になります。

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