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遺産分割のやり直し

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2022年2月24日

1 遺産分割のやり直しは可能なのか

遺産分割をしたものの、何らかの不満が残ってしまったというケースはあり得ない事態ではありません。

たとえば、建物を相続したものの、よく調べてみると建物は老朽化がひどく、取り壊すほかはないという場合、建物を相続した方は遺産分割のやり直しをしたくなるかもしれません。

実は、遺産分割のやり直しは、原則としてできないのですが、一部例外が認められています。

そこで、今回は、遺産分割のやり直しについて解説します。

2 相続人全員が合意した場合

相続人の誰かが遺産分割の結果に不満を持ち、「遺産分割をやり直したい」と主張したとします。

これについて、他の相続人のうち、一人でも「すでに決まったことだから、

遺産分割のやり直しはしない」と主張した場合は、遺産分割のやり直しはできません。

しかし、他の相続人全員が、遺産分割のやり直しに同意した場合、遺産分割のやり直しが可能です。

ただし、遺産の一部をすでに第三者に売却してしまった場合、その遺産を取り戻すことは難しいことが多いでしょう。

たとえば、相続した土地を売却してしまった場合、「遺産分割をやり直したから、その土地の売却をなかったことにして欲しい」という主張は難しいということになります。

3 遺産分割の過程で問題があった場合

たとえば、相続人全員が遺産分割協議書に署名・押印した場合、遺産分割が終了したような状態になっています。

しかし、相続人Aが相続人Bに包丁を突きつけ、脅して遺産分割協議書に署名・押印させた場合はどうでしょうか。

あるいは、相続人Aが、相続人Bに「父は多額の借金を残して亡くなったが、それはこちらで返済しておくから、遺産は放棄して欲しい」といったことを伝えたものの、実際は借金などなかったような場合はどうでしょうか。

こういったケースでは、遺産分割の完了までに、何らかの問題が発生しているということで、遺産分割を取り消すことができる可能性があります。

その結果、再度遺産分割を行うことができます。

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